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[PR]外貨MMFについて

 外貨MMFは、投資信託商品のひとつです。日本の投資家から預かったおカネを外国の通貨に換えて債券などに投資するというかたちを取ります。

 投資先は、格付け(格付け会社という専門の組織が、債券などがどの程度信用できるかを評価した結果)が高く、リスクの低い国債や社債です。ですから、原本割れとなる恐れはほとんどありません。

 口座を持つ証券会社を通じて、いつでも売り買いができるのも便利です。また、最低、1,000円から投資できますので、余裕資金があまりない個人投資家でも比較的購入しやすい商品といえます。

 税金の面でも有利です。外貨MMFと良く似た投資に、外貨預金があります。文字通り、日本円を外貨に換えて、外国の銀行に預金するものです。外貨預金では、利息と為替差益(為替相場の変化によって得られる利益)の両方に税金がかかります。しかし、外貨MMFは、利息にしか税金はかかりません。

 ただし、原本割れとなるリスクが低いのは、あくまで、外国の通貨での運用に関していえることです。日本の投資家は、最後には、この外貨を日本の円に再度換えて利益を確定します。このときの為替レートによって、大きな損失を被る場合があります。

 例えば、1㌦=100円のときに外貨MMFを購入したとしましょう。その後、1㌦=90円まで円安になった場合、利子による収入とはまったく関係なく、為替相場で円が10円安くなったというだけの理由で、購入したときに比べて1㌦当たり10円の損失を被ることになります。

 また、格付けが高い国債や社債に投資しますので、利子は低いのが普通です。ですから、短期間に大きな利益を得ることは期待できません。外貨MMFは年単位の比較的長期にわたってじっくりと保有し、小さな利益を積み上げていくという投資姿勢が必要になります。

 手数料に関しては、購入時の手数料や解約時の手数料といった、一般の投資信託商品にかかる手数料は必要ありません。為替手数料(円を外貨に換えたり、外貨を円に換えたりするときにかかる手数料)が必要なだけです。しかし、この為替手数料がバカになりません。また、証券会社によって手数料が違います。外貨MMFは、手数料を十分調べてから購入する必要があります。

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