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信用取引について

 信用取引とは、一定金額の保証金(委託保証金)を証券会社の口座に入れて、その金額の数倍の金額で株式投資を行うことです。取引を行うには、信用口座を開設する必要があります。また、取引前には、審査がある場合もあります。

 信用取引で株式投資を行う場合、一般的には、預けた金額の3倍の取引ができます。個人投資家は、信用取引で株式投資を行うケースが非常に多いといえます。

 信用取引は、証券会社からおカネを借りて株式を買う場合と、証券会社から株券を借りてそれを売る場合の2種類の取引ができます。前者を信用買い、後者を信用売り、あるいはカラ売りといいます。

 信用取引では、信用買いの場合も、カラ売りの場合も、取引を精算するときに証券会社には一定の金額の利息を支払う必要があります。信用買いの場合は、おカネを借りた利息、カラ売りの場合は、株券の借り賃となります。これらのおカネは毎日、発生していますので、注意が必要です。

 しかし、最近ブームのインターネット証券では、これらの利息は、非常に安価になっています。数千万円の信用取引をしても、1か月当たりにかかる利息はぜいぜい数百から数千円単位です。ですから、株式投資で信用取引をする個人投資家は、ネット証券を通じて取引を行うのが一般的です。

 また、信用取引では、実際に株式投資をした日から半年後には、取引を精算する必要があります。どんなに利益が出ていても、損失を被っていても、精算しなければなりません。

 信用取引のできる会社は、あらかじめ決まっています。信用買いしかできない会社の株式は、信用銘柄といいます。また、信用買いもカラ売りもできる会社の株式は、貸借銘柄といいます。

 株式投資で信用取引をするときには、あらかじめ、その会社がどの程度の信用買いやカラ売りがあるかを調べてから決めることが必要です。信用買いが多い会社の株式は、少なくとも半年後には売って利益を確定しなければなりません。ですから、将来的には、その会社の株は、値段が下がる可能性があります。
 
 反対にカラ売りの多い会社の株は、少なくとも6か月後には株を買って証券会社に返さなければなりません。ですから、将来的には、その会社の株は、値段が上がる可能性があるのです。

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逆日歩について

 株式投資における逆日歩とは、信用取引で空売りをするときにかかることがある手数料です。

 株式投資における空売りは、主に個人投資家が、証券会社などが持っている株を借りて、それを市場で売る行為をいいます。投資家は、普通、証券会社からの借り賃を払うことになります。

 ところが、多くの投資家が株を借りて売りますと、証券会社の持っている株がなくなってしまいます。そんなとき証券会社は、まだ株を持っている他の証券会社や証券金融会社などに株を借りて投資家に又貸しします。

 その場合、投資家は、証券会社に借り賃を払うのはもちろん、証券会社が他の証券会社などから借りた借り賃も支払わなければならなくなります。これが逆日歩です。逆日歩とは、証券会社が他の証券会社などから株を借りたときの借り賃をいうのです。

 逆日歩が付いた会社の株式投資には、注意が必要です。仕手筋と呼ばれる株式投資のプロや、海外のヘッジファンドなどが投資しているケースが多く、個人投資家が図に載ると"カモ"にされる場合が多いからです。

 ただ、最近は、逆日歩銘柄は、買いのサインというケースが多くなっています。

逆日歩が付くということは、その株は実力以上に買われ過ぎていると多くの投資家が見ているということになります。しかし、空売りをするのは、多くは個人投資家です。プロであるヘッジファンドなどは、その点を突いてきます。
 
 どのように突いてくるかと申しますと、どんどん空売りを出す個人投資家の売りをプロの投資家がすべて買っていくのです。買われるわけですから、株価は上昇し続けます。個人投資家は、株価が上がっていくのを見て、さらに買われ過ぎだと思い、空売りを仕掛けます。

 しかし、圧倒的に資金力に勝るプロは、空売りされた株を買い続けます。こうしているうちに個人投資家には空売りをした株式を精算する時期がやってきます。つまり、売った株を買い戻して証券会社に返す時期がやってくるわけです。そのときには、個人投資家が売ったときの値段よりも株価は相当、上がっています。しかし、返済しなければなりませんので、個人投資家はしぶしぶ株を高値で買い戻さなければなりません。

 そうすると、今度は、空売りした個人投資家の買い戻しが株価を上げる要因になります。そうなれば、プロの思惑どおりです。いままで空売りされてきた株をすべて買ってきたプロ投資家が自分の保有株を今度は高値でどんどん売り始めます。

 決果は、明白です。空売りを仕掛けた個人投資家は損失を被り、プロは利益を得られるのです。

 ですから、逆日歩が付いた会社の株は、プロと一緒に買い続けるのが正解、となるわけです。ただ、プロは、様々な手段で個人投資家をワナにかけようとします。個人投資家はよほどの自信がない限り、こういったプロと張り合うのはやめるほうがよいでしょう。

信用取引の注意点

 株式投資における信用取引には、いくつかの注意点があります。

一番の注意点は、信用買いの場合はおカネを、カラ売りの場合は株券を、それぞれ証券会社などから借りて株式投資をしているという点です。

借りて株式投資をしているわけですから、当然、借りたことに対して借り賃を払う必要があります。また、借りている期間に応じて借り賃は高くなっていきます。

ただ、最近、個人投資家の間で多く使われるインターネット証券では、その借り賃は非常に安くなっています。

次に注意しなければならないのは、借りたのですから、返済期限があるということです。一般的には半年後には返済しなければなりません。この場合の返済とは、信用買いならば、買った株を売っておカネに換えること、カラ売りならば、売った株を買い戻すことです。つまり、株式投資を解消することです。

もう少し時間があれば、もっと儲けられる、あるいは、もう少し時間があれば、株式投資の損失を挽回できる、といっても株式投資を解消しなければなりません。

第三に注意しなければならないのは、借りているのですから、あまりに損失が多くなった場合、担保を追加しなければならなくなるということです。これを「追い証が発生する」といいます。

信用取引は、あらかじめ証券会社の口座に預けてあるおカネを担保にして、株を買うおカネや、売るための株を借りるわけです。ですから、株式投資で損失が大きくなり、担保のおカネだけでは担保として十分でない場合には、追加の担保が取られるのです。

この追加担保を支払えないと、強制的に取引は解消されてしまいます。そのときの損失が担保のおカネよりも多かった場合には、証券会社に対して借金を抱えることになってしまいます。

第四に注意しなければならないことは、カラ売りの場合、配当を受け取る権利確定日にカラ売りをしていた場合、配当金分のおカネを借りた先に支払わなければならないということです。

もともと株を持っていた証券会社などの貸し手は、そのまま株を持っていれば配当を受け取れます。株を貸したばかりに配当が受け取れなくなるのは不公平です。そこで、株の借り手、つまりカラ売りをした投資家が貸し手に配当分のおカネを補てんするのです。

一方、信用買いの場合には、おカネを借りるだけですので、配当は信用買いをした投資家がそのまま受け取ることができます。