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浮動株と特定株


特定株とは、オーナーやその家族が保有する株といったように市場で売買することが目的になっていない株のことです。特定株にはこのほか、取引のある銀行が持っている株、取引先の企業が持っている株、業務提携をしている企業が持っている株などがあります。

浮動株とは、特定株以外の株式で、市場に常に流通している株式をいいます。つまり、個人投資家が売り買いするのはすべて浮動株ということになります。

浮動株が多ければ多いほど、株式の流動性は高まります。ですから、株式投資の対象として適しているといえます。

反対に浮動株が非常に少ない株は、株式の流動性に欠けます。ですから、株式投資には向いていないことになります。「浮動株が非常に少ない」という基準は浮動株の割合が10%未満くらいを目安にすると考えてください。

浮動株と特定株がどのくらいの割合あるかということは、会社四季報に掲載されていますので、簡単に確認できます。ただし、会社四季報は四半期ごとに改定されるだけです。そのため、足元の実際の浮動株と特定株の割合が四季報の掲載と違っている場合もあります。注意が必要です。

また、浮動株と特定株は固定されているわけではありません。たとえば、オーナーが保有している株を市場に放出した場合、それは浮動株に変わります。浮動株と特定株は常に変化しているのです。

ですから、投資手法のひとつとして、過去の会社四季報と最新の会社四季報を比べて浮動株がどのように変化しているかを調べるのも面白いかもしれません。浮動株が減少傾向にある場合、だれかが特定株として保有を増やしているわけですから、株価が上昇していく可能性があります。

ただし、人気のある株のなかには浮動株を投資家が買い尽くして、売る株が市場からなくなってしまうようなケースもあります。そのときは、株価は急騰します。しかし、それが最後です。あとは、株価が下がるばかりとなりますので、注意が必要です。